W杯が始まって ー博士👓の思い出ー
昨夜、サッカーW杯 日本 vs コロンビアをTV観戦しました🚩
我が家には 選手・監督・実況・解説・サポーターの1人5役をこなすアスペル博士(息子)が
おりまして…
選手:ヘイ!パス、パス!!
監督:そろそろ交代だな。
実況:おっと、ファールです。完全にファールです。
解説:この調子で、油断せず続けてほしいですね。
サポーター:もう1点決めろぉ~!行けっ、行けっ!
と、こんな感じで。それはそれは臨場感あふれる時間となりました 😊
実は、息子は幼稚園の時と小学校に入ってから少しの間、サッカーを習っていました⚽
私と2人暮らしの息子に、帰宅部だった私がスポーツを教えるコトはムリ💦
キャッチボールやサッカーのパス?くらいの相手は出来ますけど (;'∀')
でも「男の子だし…サッカー、習わせてみようかな?それに幼稚園の園庭なら☝」
と入会したのです。
幼稚園では、他の子どもたちが自由にボールを蹴って走り回る中、
1人黙々とコーチに言われた地味な基礎練習を続けていました。
そして、いざゲームとなるとキョロキョロ👀
そのうちサッカーが得意💮と自信を持って参加している友だちに
ボールを取られたり、キーパーをしている時に点数を入れられたり…
それでも自分のチームが点数を取るとどの子よりも喜んで、決めた友だちに『すごいね!』と
言って、負けたら誰よりも泣いて悔しがっていました。
卒園の時、サッカーのコーチから
「みんなが忘れている、つまらないと思う練習を誰よりも一生懸命やりました」
と書かれたメッセージカードを頂いたコトを思い出します。
小学校に入学してからは、地域や学校のサッカー部ではなく、
バスで通うチームに入りました。
・・・親の当番が無い!コレが決め手だったのですが (^_^;)
その後、息子の特性が判明し…
それからもとりあえず2年生になるまでは様子を見ようと決めました。
でも、練習を見ていると、やっぱりコーチの指示が分からない 😭
・ いわゆる「こっち」「あっち」ではウロウロしてしまう
・「2列に並べ!」の掛け声を聞くと、その場を一旦離れていつも一番後ろに並ぶ
・ 他の子どもたちの動きをしばらく見てから始める
私はコーチに
「こういう特性が分かったので、本人が困っていたら声を掛けてもらえるとありがたいのですが…」
とお願いをしました。
当時のコーチにとっては「特性?困っている?発達障がい?」
なんのこっちゃ?だったかもしれません (´∀`)
息子はサッカーを嫌いにならず、休むコトもなく通いました。
私も「大丈夫かな?」とハラハラしながら、彼がボールを追いかける姿を見ていました。
そのうち見学に来ていた親御さんの
「あの子とはペアを組まない方がいい」
「あの子をかわすのは簡単だろ。狙って行け」
そんな言葉が聞こえてきました・・・どうやら息子のコトだったのです。
初めて思い切り蹴ったボールが他の子に当たり「イッテェ~!」と言われ、
どうしよう…謝った方がいいかな?の困り顔😢
以来、すぐにパスするようになってしまった息子。
誰よりも一番乗りでコートに行き、大きな声で挨拶をして、地味な練習をひたすら続けた。
同じチームの子が点を取ると、自分のコトのように喜んでいた。
サッカーボール⚽を大切に、抱えて通っていた。
私は彼がキズ付くのがイヤだったので、辞めさせてしまったけれど…
本当は、私が逃げ出したいくらい辛かったのかもしれません。
開き直った今なら
『何でもいいから とにかく 行けぇ~!』
なんて大きな声で応援している?でしょうね 😉
しかし!今。息子は学校でサッカーを楽しんでいるようです。
サッカーを習っている友だちと一緒に、休み時間にプチ活躍しているそうです✌
息子「今日さぁ、サッカーやったんだ」
私「そう。楽しかった?」
息子「オレ、点数取ったんだよ」
私「おぉ~!すごいじゃない 👏」
息子「いつも友だちにパスしているんだけど。アシストっていうの、分かる?」
私「それくらい分かる、分かる」
息子「だけど今日、友だちが決めろって言ってくれて。思い切って蹴ったら入ったんだよ」
スローモーションで、その時の動きを披露していました。
私「食事中 🍴」
この日の息子はとても素直に席に戻り「後で見せてあげるね 😉」とニッコリしていました。
(食後、キッチンの片付けをする私の横で…しばらく続くコトになりました)
さて・・・W杯の話に戻りますが。日本戦が終わって
私「どうだった?」
息子「勝って良かったぁ💛」
私「そうね。で、今日はどの選手が良かったの?」
手でマイク🎤を作ってインタビューすると
息子「オレさぁ、審判がレッドカード出した時の あの顔が好きだ」
そう来たか・・・まぁ、分からないコトもないけどね 😊
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2018年6月20日